【NISA投資体験記④】配当金で暮らしの固定費をカバーできるのか?私なりのリアルな試算

こんにちは。
これまでの体験記では、私がNISAを通じて投資に出会い、配当金投資にたどり着いた経緯をお伝えしてきました。

今回は、「その先にどんな未来を描いているのか?」という話です。

◆ 配当金で“暮らしのコスト”をまかなえたら

私が現在目指しているのは、次のような状態です:

毎月の給与とは別に、
配当金で「住まいにかかる固定費」をまかなうこと。

たとえば、以下のような費用です:

  • 管理費:約15,000円
  • 修繕積立金:約15,000円
  • 固定資産税(月割):約6,000円

合計で、月あたり約36,000円
年間では約43〜45万円程度になります。

◆ 必要な配当金額から逆算してみる

目標とする年間配当金が45万円だとした場合、
以下のような試算になります(税引き前の想定):

配当利回り必要な投資元本
3.0%約1,500万円
4.0%約1,125万円
5.0%約900万円

NISAを活用すれば、配当が非課税になる分だけ実質利回りが上がるため、達成のハードルは少し下がります。

◆ フルFIREではなく“ゆるFIRE”という選択肢

私が目指しているのは、完全に仕事を辞めるFIREではありません。
「生活の一部だけでも投資収入でまかなう」という考え方──

つまり、“ゆるFIRE”のようなスタイルです。

  • 住宅ローンや教育費は給与でカバー
  • 固定的なコストは「株が払ってくれる」状態

これだけでも、精神的な余裕がまったく違ってくると感じています。

◆ まずは「ひとつの固定費」から始めてみる

いきなりすべてを配当でまかなうのは現実的ではありません。
なので私はまず、「管理費だけカバーできる月」を目指すところから始めました。

たとえば、配当利回り4%で計算すると…

  • 管理費(月15,000円)×12ヶ月=180,000円/年
  • 必要な投資元本:約450万円

この数字なら、「手の届かない目標」ではなく「積み上げていける目標」に見えてきます。

◆ 配当の再投資で、じわじわと育てていく

受け取った配当金をそのまま再投資すれば、次第に保有株数が増え、次の配当が増えていきます。
これは、“お金が新しいお金を生む”仕組みです。

私はNISA枠を使って、以下のように組み合わせています:

  • 高配当株(JT、三菱HCキャピタル、三井住友FGなど)
  • プチ株投資(七十七銀行など、配当目的の実験枠)
  • インデックス投資(つみたて投資枠でオルカンなど)

これらをうまく使い分けながら、「着実に、少しずつ増やす」スタイルで継続しています。

◆ 少しの配当でも、心は軽くなる

投資で人生が一気に変わることは少ないですが、
「毎月◯円だけでも資産が生み出してくれている」という感覚は、働く気持ちを前向きにしてくれます。

これが、お金に追われない暮らしをつくる第一歩だと思っています。

🔜 次回予告:「高配当株」って、どこを見て選んでる?

次回は、実際に私がNISAで保有している高配当株をどう選んでいるか?

  • 配当利回りの目安
  • 減配リスクの見分け方
  • 長期保有向きの企業の特徴

などを、投資初心者の目線で紹介する予定です。
ぜひお楽しみに!

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